「古代南九州 ~魂の大地~」想望記

太古、地球の営みにより形成された景観。 遥か昔、この大地で暮らしていた人々。 悠久の時を経て刻まれたヒストリー。 物換わり星移り、歴史は語られてきた。 空と海と山が一つになる「魂の大地」 新しい発見を求めて、「ふるさとを温故知新しよう!」 妄想から始まる、ふるさと再発見! 自由に勝手に「古代妄想」 共感するか、しないかは、あなた次第。

大伴旅人は国分平野を見たか!?

(比売乃城を眺望す) 養老4年(720年)2月 大隅の国で事件が起きた。 大隅国公・陽侯史麻呂、殺害さる! 「隼人反(そむ)きて、大隅國守陽候史麻呂殺せり」 この一報は大宰府経由で奈良の朝廷へと伝えられた。 俗に言う「ハヤトの反乱」である。 国司が地方…

海上交易とマッチョな古代海人集団

昨年夏(2018年8月)、長崎県佐世保市の離島、高島にある弥生時代の宮ノ本遺跡で古代史研究者を驚かせる発掘があった。それは、下半身に比べ上半身が異常に太い弥生人の人骨であったとのことである。(NHK NEWS WEB 記事参照)この骨の人物は「マッチョな弥生…